2015年11月3日火曜日

純忠なる聖兵フェイエル

プロフィール

ステータス

モーション
*後日

属性補正
炎:92%
水:92%
風:92%
光:100%
闇:130%
15覚醒時
体力6700→11800
攻撃力3540→6240

空の国イベントにて登場したフェイエルさん!
待ち望んでいたユーザーも多かったことでしょう...
フェイエルはタフネス79ではありますが、以前のルーン関連のアップデートにより33に近い値のタフネスとエンデュアルーンを装着させることでエンデュア効果が確定発動します。
フェイエルは斬撃になりますのでスラッシュパーティ(斬撃と弓矢で構成されたパーティ)においてトレノセリカやソレル、あんずやよいちなどと組み合わせるのもいいかもしれません。また、彼の出身国である空の国にはミシェリアやフレッド、シャロンやセレスなどといったユニットと合わせカントリーソウルで強くするといった使い道も出来ます。ラヴィオル、マリベル、フェイエルの盾持ち前衛を配置した空の国鉄壁パーティなんか揃えるのも面白そうですヾ(๑╹◡╹)ノ"

==ユニスト==
**フェイエル
・・・・・・。
**ユウ
え、えっと、あの・・・・・・。
仲間になってくれて、ありがとうございます。
こ、これからよろしくお願いします・・・・・・。
**フェイエル
ああ。
**ユウ
その、ええと・・・・・・。
・・・・・・な、なんでもないです。
**フェイエル
・・・・・・あっ、いや・・・・・・、
その、悪い。
こちらこそ、よろしく頼む。
**ユウ
・・・・・・!
あ、は、はい。
**フェイエル
・・・・・・。
**ユウ
・・・・・・あの、だ、大丈夫ですか?
なんだか落ち着かない様子ですけど・・・・・・、
それに顔色も青ざめているような・・・・・・。
**フェイエル
・・・・・・少し、緊張していて。
まさか、この僕が地上に降り立つ日が来るとは
あの聖ミシェリアの日までは考えたこともなかったから。
頭ではわかっているが、
どうにも・・・・・・、落ち着かない。
**ユウ
・・・・・・そうですよね、
空の国の人たちは、地上は嫌うべき場所だって
ずっと思って生きてきたんですもんね・・・・・・。
**フェイエル
・・・・・・、
嫌う、という訳じゃない。
**ユウ
え?
**フェイエル
僕が聖都で君に見せた態度を鑑みれば
誤解するのもわかるし、
もちろんそう考える者もいるだろうが・・・・・・、
だが、天空の民の多くは、憐れんでいるんだ。
地上の民が、
我らと同じく天へ住むことができないことを。
君たちからすれば、傲慢だと思うことだろう。
しかし、僕たちはそれが君たちの幸せだと信じ、
いつか地上の民にも、許しの日が来て、翼を頂き、
我らと共に神のお側へ侍ることを願っていたんだ。
・・・・・・まあ、それでも
神の怒りを恐れて、地上の民を厭う気持ちはあったし、
君には信じがたいことだろうが・・・・・・、
**ユウ
・・・・・・、
いえ、聖都の人たちは、優しかったです。
**フェイエル
・・・・・・君が、そう言うとはな。
**ユウ
それもそうなんですけどね。
実をいうと、オルトスとか、聖都の人たちが
あんまり地上が駄目だ駄目だっていうから、
ちょっとむっとしてましたし。
でも・・・・・・、
オルトスが怪我してるって聞いた靴屋のおばさんは
靴をただでくれて・・・・・・、
そのうえ、心配して
聖宮まで送ってくれるとまで言ってくれた。
フェイエルさんだって、俺がラヴィオルさんに
首根っこをつかまれて、窒息しそうになっているところを
心配してくれたじゃないですか。
**フェイエル
それは・・・・・・、
**ユウ
地上の民に対して、嫌う・・・・・・、というか、
いろいろ複雑な気持ちがあるのは知ってますけど・・・・・・、
でも、だからといって悪い人だってわけでもなくて、
優しい気持ちや、
誰かを心配する気持ちがないってわけでもなくて。
地上のことを駄目だっていうのも、
ちゃんと理由があって、
それが悪意ってわけでもなくて・・・・・・。
なんか・・・・・・、うまく言えないですけど、
今は聖都の人たちの考え方を知れて
よかったなって思います。
・・・・・・あの靴屋のおばさんも、フェイエルさんも
俺たち・・・・・・、地上の人と根本は同じなんだって。
お互いのこと、知らなすぎただけなのかもって。
**フェイエル
・・・・・・、
・・・・・・団長が、
君に弟くんのことを任せた理由がわかったよ。
**ユウ
・・・・・・、
**フェイエル
・・・・・・聖ミシェリアの日から
人々は少しずつ変わり始めた。
広場では、聖典の言葉の意味を議論する者が増え、
聖ミシェリアへの嘆願は減り、
祈る前に、自ら行動する者が増えた。
こうして、地上へ自ら訪れる者も。
僕も、君と同じだ。
地上のことを知らなすぎたのかもしれないと思う。
きっと、地上のことを知ることが、
神の御心をより深く知る、手がかりになる。
僕のしてきたことは、
おじいさまの言っていたことは
本当に傲慢なことなのか、間違っていたのか、
それとも、地上の民に傲慢だと謗られようと
貫くべきことなのか。
空から眺めているだけじゃわからないことが、
ここにはあるから。
**ユウ
フェイエルさん・・・・・・、
**フェイエル
・・・・・・遠くから
見ているだけじゃわからないなんてこと、
僕はもうとっくに知っていたのにな。
**ユウ
え?
**フェイエル
僕の祖父を枢機卿だからね。
聖宮守護団に入った時も、
周囲からは祖父の力だと思われていた。
それが嫌でしょうがなくて、
そう思っているやつらは全員見る目がないと
内心、悔しかったし、腹をたてていた。
・・・・・・でも、その時、
ラヴィオル団長は僕をちゃんと見てくれた。
**ユウ
ラヴィオルさんが・・・・・・、
**フェイエル
そう!
あの人のおかげで、今の僕がある。
団長は昔からカリスマがあって、
最年少で団長の座に就いたほどで・・・・・・、
**ユウ
・・・・・・、
**フェイエル
・・・・・・ごほん。
とにかく・・・・・・、
あの時、噂や、遠くから見てるだけで、
僕の何がわかるんだって思ってたから。
今更・・・・・・、
僕も同じことをしていたと気づくなんてと思ってね。
でも、
同じ間違いを繰り返すつもりはないから・・・・・・、
その・・・・・・、
**ユウ
フェイエルさん?
**フェイエル
ぼ、僕と握手をしてくれないか。
・・・・・・手袋は、外すから。
**ユウ
・・・・・・、
はい。
これから、よろしくお願いしますね。
**フェイエル
ああ。
**ユウ
手汗、すごいですね。
**フェイエル
緊張してるから・・・・・・。
**ユウ
・・・・・・いつか、さらさらの手で
握手できるようになる日を待ってますね。
**フェイエル
ああ。
けど・・・・・・、うう、しまらないなあ・・・・・・。
団長には内緒に頼むよ・・・・・・。
==完==