2015年8月12日水曜日

芯念の騎士ライアン

こちらが進化後ライアンさんのユニットストーリーになります。プロフィールやGIFは別記事として投稿したのでそちらをご確認ください。

記事 ライアン&スー進化!!

===ユニスト===
ユウ:ライアンさん、お久しぶりです!
ライ:やあ、ユウくん!
   久しぶりだね、また会えてうれしいよ!
   目的地までの短い間だけど、よろしく頼もう。
ユウ:こちらこそ、よろしくお願いします!
   たしか、駐在騎士として
   地方内の別の村や町の視察に行くんですよね?
ライ:ああ、その通りさ。
   途中までは同じ道だし、
   どうせなら君たちと一緒に行きたいと思ってね。
   ユーヴェンスくんも行きたがってたんだけど、彼は・・・・・・、
ユウ:えっ、なにかあったんですか?
ライ:村の子供たちに大泣きされて、
   引き止められてしまってね・・・・・・。
   それにイシュトの村の護衛もあるし、残ってもらったんだ。
ユウ:ユーヴェンス、子供たちに懐かれてるんですね・・・・・・、
ライ:今じゃ、すっかり騎士のお兄ちゃんで通っているよ。
   男の子からは力持ちでかっこいいと言われてるし、
   女の子からは、
   よくぬいぐるみや花冠をもらったりしていて・・・・・・、
   おかげでカーターくんの作ってくれた詰所が
   雑貨屋さんのようになってしまったよ。
   まあ、にぎやかでいいんだけれどね!
   ハッハッハ!
ユウ:なんだか村の人たちとうまくやっているみたいで、
   安心しました。
ライ:そうだね、
   もう村はずれの掘っ立て小屋じゃなくて村の中に住んでいるし
   この間なんか、村の子供たちに争奪戦をされて困っていたよ。
ユウ:おろおろして困ってそうなのが目に浮かぶ・・・・・・。
ライ:一方で私は、いまだにスーくんにさん付けで呼ばれるし、
   村の子供たちには騎士のおじさん、
   なんて呼ばれてるんだけどね・・・・・・。
   子供たちにとっては
   20代後半なんておじさんなんだろうね・・・・・・。
   育毛に悩む友人の気持ちがわかったよ・・・・・・。
ユウ:え、えっと・・・・・・、
ライ:とはいえ、おかげで私は
   ユーヴェンスくんに村を任せて
   こうして心置きなく視察に出られるんだけどね。
ユウ:そ、そうですね・・・・・・。
   そういえば、駐在騎士に視察なんて仕事もあるんですね。
   イシュト地方の村や町を回って、様子を見るんですっけ・・・・・・?
ライ:それから、そこで働いている
   騎士や村守の人たちとの顔合わせもだね。
   今のところは、ユーヴェンスくんを含め
   数人のイシュト地方勤務の騎士たちとしか
   会えていないものだから。
ユウ:たしかに、ライアンさんはイシュトの村でも
   最初は不審者と思われてたし、
   ちゃんと駐在騎士って名乗りに行った方がいいのかも・・・・・・!
ライ:ハッハッハ!
   あのときは君たちのおかげで助かったよ!
ユウ:ただ、イシュト地方はそんなに広い地方じゃないですけど、
   それでもあちこち回るのって大変じゃないですか?
ライ:大変は大変だけどね、
   この大変が、いつかもっと大変な時に
   助けてくれるものだよ。
ユウ:もっと大変な時?
ライ:そうさ。
   きっと遠くない未来、君にもわかる日が来るよ。
   君がいろんなものを見て、知って、成長して、
   やがてどうしても何かを成し遂げたいと思うときにね。
ユウ:・・・・・・ライアンさんにも、
   どうしても成し遂げたいことっていうのがあるんですか?
ライ:ハッハッハ!
   忘れたのかい?
   私はライアン・ウィリアムズ!
   誰も傷つかない世界を目指す騎士さ!
ユウ:誰も傷つかない世界、ですか・・・・・・、
ライ:無理だと思うかい?
ユウ:えっ、それは・・・・・・、
   む、難しそうだなあと・・・・・・。
ライ:ハッハッハ、まったくもってその通りさ!
   だけど、目指さずにはいられない。
   進まずにはいられない。
   それが私の騎士道、だからね。
ユウ:・・・・・・、
   なんだか、ユーヴェンス
   ライアンさんに力を預けるって言ってた理由が、
   わかったような気がします。
ライ:ハッハッハ、それは光栄だね。
   だけど、いずれ、君もユーヴェンスくんも、
   自分の道を見つけなくてはいけないよ。
ユウ:え?
ライ:いつまでも誰かを信じて、誰かの道を歩いていては
   自分の成し遂げたいことを、成し遂げることはできない。
   君には君の、
   ユーヴェンスくんにはユーヴェンスくんの
   道があるはずさ。
   とはいえ・・・・・・、君たちに宿った力、
   その使い道を見つけるまでは、
   思う存分、誰かの道を歩いてみればいいさ。
   そして、やがて君たちの見つけた道が、
   私の隣に伸びていたら
   それはとても嬉しいことだね。
ユウ:・・・・・・、
   俺も今、誰かの道を歩いてるんでしょうか。
ライ:そう思えるうちは、
   少なくとも君の道ではないかもしれないね。
   ハッハッハ、だけどそう難しく考えることはないさ。
   道ができる方法なんて、幾通りもある。
   君は君らしく、君の足で土を踏み固めていけばいいさ。
   これまでのようにね!
===完===